実は使える定期積金
意外と知らない定期積金の基礎知識
定期積金を扱う金融機関(JAバンク)

主な定期積金を扱う金融機関のもう一つがJAバンクです。JAバンクは、農業協同組合(JA)や農林中央金庫が共同で運営する金融機関で、農業が盛んな地域に多く支店を置いています。JAバンクは機能としては銀行と同じで、定期積金の他にも、普通預金や定期預金・財形貯金といった預金商品、投資信託などの運用商品、ローンといった金融商品を扱っています。やはり、定期積金は販売されている銀行が少ないので、差を付けるためにJAバンクでは主力としている商品です。

信用金庫と同様に、主流は定番の「スーパー定期積金」という商品名の定期積金ですが、一つのJAバンクで複数の定期積金を扱っているところが多く、その内容も個性的なものが揃っています。例えば、JAくろしん(富山県黒部市)では「おもてなし定期積金」を販売しています。これは、オリンピックが開催される2020年が満期になる定期積金で、この商品だけの特別金利になっています。5年間あれば、結構な金額を預金することができるでしょう。これで貯めたお金で、オリンピックを観戦するのも良いのではないでしょうか。

JA遠州夢咲(静岡県菊川市)では、年金利用者専用の定期積金や子育て応援定期積金といった商品の他に、定期積金が満期になった後に高金利で定期預金に預け入れることができる内容の商品があります。これで適用される金利は、金利が高いことで有名な住信SBIネット銀行やジャパンネット銀行などのネットバンクに匹敵するくらい高い金利になっています。

JAバンクでは、こういった変わった内容の商品を期間限定で販売することがあります。よく銀行では、定期預金キャンペーンを見かけますよね。それと同じで、店頭表示金利よりも高い金利が付いたり、オリジナル商品が貰える定期積金を一定期間だけ販売する定期積金キャンペーンを定期的に実施しています。JAバンクの口座を持っていないという人でも、このキャンペーンをきっかけに口座開設しても損はないくらいお得な内容が多いので、ぜひ近くのJAバンクをチェックしてみて下さい。