実は使える定期積金
意外と知らない定期預金の基礎知識
定期積金を扱う金融機関(信用金庫)

定期積金を扱っている代表的な金融機関の一つが信用金庫です。メインとなる定期積金は「スーパー積金」と呼ばれる商品ですが、信用金庫で販売されている定期積金の種類はとても豊富で、一箇所の信用金庫で3、4種類の商品を扱っているところもあります。例えば、巣鴨信用金庫(東京都)では、巣鴨信用金庫で年金を受け取っている人だけが対象の「ゆとり定期積金」や、オリジナルキャラクターのお地蔵さんが付いた賽銭箱が貰える「ためる蔵」という定期積金を販売しています。巣鴨はとげ抜き地蔵で有名な場所ですから、この地域らしい金融商品として注目を集めています。

このような、“ここの金融機関だけしか扱っていない商品”はとても魅力的ですし、内容的にもお得なものが多いので利用する価値はあります。他にも、城南信用金庫(東京都)や大田原信用金庫(栃木県)などでは地域の特産品が貰える定期積金を扱っていたり、焼津信用金庫(静岡県)では、懸賞金付きの「ハピネス積金」を販売しています。銀行などでも、定期預金キャンペーンを行って懸賞金付き定期預金や特別金利定期預金のようなお得な預金商品を販売することはありますが、定期積金でもこういった特典の付いた金融商品はたくさんあるのです。

また、定期預金と似ている内容で定期積金を販売して、定期積金を利用しやすくしている信用金庫もあります。例えば、福井信用金庫では子育て応援商品として「あすなろ定期預金」と「あすなろ定期積金」を販売しています。定期預金の方は、子供の人数によって金利が上乗せされ、定期積金の方は契約期間によって金利が上乗せされる内容になっています。定期預金は10万円以上でないと申込みができませんが、定期積金は1万円から始めることができます。少額でも無理のない掛込金額なら長く続けることができます。ある程度の金額まで貯まったら、定期預金に移し変えるのも良いのではないでしょうか。

福井信用金庫では、他にも事業者向けの納税用積金や、お金ではなく純金を積立ていく「純金積立」という珍しい定期積金プランもあります。これらの商品概要は、ホームページから商品概要説明書をダウンロードすることができるので、店頭まで出向かなくても契約内容などを確認することができます。