実は使える定期積金
意外と知らない定期積金の基礎知識
定期積金を扱う金融機関(銀行)

定期積金という名称を初めて耳にした、という人も少なくないでしょう。なぜなら、身近にある銀行では普通預金や定期預金、外貨預金といった金融商品が主流に扱われているからです。また、大手都市銀行や、住信SBIネット銀行・ジャパンネット銀行など近年普及してきたインターネット銀行では扱われていません。扱っているのは、地方銀行や第二地方銀行の中でも規模がそれほど大きくない銀行です。長年の営業から、定期積金よりも、知名度があって仕組みがわかりやすい定期預金や積立定期預金のような預金商品が好まれた結果、定期積金を扱う銀行が減ってきたことが1つの原因として挙げられます。

現在、定期積金を扱っている銀行は、他の銀行との差別化を図るために取扱っていると考えられます。そのため、定期積金は他の商品より金利が良かったり、お得なサービスが付いていたりと、その銀行をアピールするための最大の商品として販売されているところもあります。

岩手銀行や北日本銀行では、子育て世帯を応援する内容の定期積金を扱っていて、子供の人数によって金利が上乗せされるなどの特典があります。学資保険の代わりとして契約を検討してみるのも良いのではないでしょうか。また、八千代銀行では、年金を受け取っている人のみが預金の対象となる「シルバー積金」などがあります。このように、預金者を限定することでお得感や特別感を高めています。

他にも、韓国に本店を置く銀行の関連会社であるSBJ銀行では、「特典付定期積金<ベスト積金>」という商品を扱っています。これは、新社会人応援コースや旅行資金積立コースなど4つの目的別に合わせて積立てを選ぶことができる商品です。金利が良いだけでなく、コース別にプレゼントが貰える嬉しい内容になっています。銀行によっては、期間限定で金利上乗せやプレゼントを行うキャンペーンを実施するところもあるので、身近な銀行のホームページや店頭の掲示板などで確認してみると良いかもしれません。